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 川崎市の沖合で12日夜、台風19号に備え停泊していたパナマ船籍の貨物船が沈没した。いずれも外国籍の乗組員12人のうち、4人は救助されたが中国籍の男性機関員(49)ら5人が心肺停止の状態で見つかり、ともに死亡が確認された。残り3人が行方不明という。

 第3管区海上保安本部によると、船舶は川崎市川崎区東扇島の南東約3キロの沖合で、いかりを下ろしていたパナマ船籍の貨物船「JIA(ジア) DE(デ)」(1925トン)。付近に停泊していた船から12日午後11時20分ごろ、「海面を人が泳いでいる」と東京湾海上交通センターに通報があった。

 巡視艇などが捜索し、ミャンマー国籍の船長と機関員、ベトナム国籍の機関長、中国籍の2等航海士の4人を13日未明に救助。13日午前6時15分ごろ、ダイバーが海底に沈んでいる船体を発見した。貨物船はスクラップ約3千トンを積んでいたという。