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 長野市赤沼にある千曲川流域下水道の下水処理場が13日、千曲川の氾濫(はんらん)で浸水し、機能停止となっている。利用しているのは、長野市の一部や須坂市、小布施町、高山村の約14万3千人。長野県は生活排水を減らすなど、下水道の使用制限を呼びかけている。

 県によると、13日朝にかけて処理場1階の半分ほどまで浸水。職員ら19人は2階に避難したという。

 この処理場が対象にしているのは、長野市の一部(古里、柳原、長沼、若槻、浅川、朝陽、若穂、古牧、吉田、大豆島、豊野、松代)と須坂市、小布施町、高山村。

 下流域で下水の水があふれてしまうおそれがあるため、県は住民らにおふろの回数を減らしたり、洗濯のすすぎの回数を減らしたりして、生活排水を極力減らしてもらうよう協力を呼びかける。市町村とともに仮設トイレの設置をすすめる方針。

 県は千曲川の水位が下がり次第、処理再開をめざす考えだが、再開のめどは立っていない。

【動画】長野県上田市では上田電鉄の鉄橋の橋桁部分が落下。長野県立総合リハビリテーションセンターでは、取り残された患者らを手分けして救助する活動が続いていた=高橋伸竹撮影