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 福島県田村市は13日、東京電力福島第一原発事故による除染で出た草木など廃棄物が入った袋(フレコンバッグ)が、仮置き場から川に流出したと発表した。現場には2667個が保管されており、市はすでに6個を回収したが、他にも流出したものがあるとみて、市が確認を進めている。

 市によると、12日午後9時20分ごろ、「フレコンバッグが川を流れ、6個を回収した」と、近くの土木業者から市に連絡があった。市が確認したところ、同市都路町岩井沢にある仮置き場が台風19号による大雨で浸水し、約100メートル先の川に袋が流されたという。

 保管されていたのは1袋約1立方メートルの大きさで、シートで覆うなどの台風の雨や風への対策はしていなかったという。市の担当者は環境への影響について、「環境省と連絡を取り、確認中」と述べた。(小手川太朗)