ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が11月、来日します。法王の来日は1981年に故ヨハネ・パウロ2世が訪れて以来、38年ぶり。世界のカトリック信者12億人のトップの来日と聞くと一大イベントのようですが、日本のカトリック信者は数十万人と多くありません。法王はなぜ日本を訪れ、信者以外の人には、どんな意味があるのでしょうか。
まずは、フランシスコ法王の基本情報から。「フランシスコ」という名前は2013年に法王になった際、自ら選んだ名前で、本名はホルヘ・マリオ・ベルゴリオさん。アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の82歳です。両親はイタリアからの移民で、父親は鉄道会社に勤めていた、いわゆる中産階級の出身です。
アルゼンチン国内やスペインで司祭としての教育を受け、修道院の院長、大学の先生、司教などを歴任。01年にカトリック教会の幹部の枢機卿に就きました。
法王としては、二つの「初めて…
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朝日新聞国際報道部