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 高校生がオリジナルレシピのカレーを競う「第4回高校生『下関』カレー甲子園」が13日、山口県下関市の東亜大学であった。テーマは下関の「近代捕鯨のまち」にちなんだ鯨。全国から応募があった105作のうち、予選を通過した4人が本選で実際にカレーを作って披露した。

 4人の審査員が試食をして味や独創性、盛りつけなどを採点した。最高賞の東亜大学長賞には、大阪市の通信制高校・ルネサンス大阪高校1年、鈴木深詞(みこと)さん(16)=福岡市中央区=の「ホエール・イン・ワン・カレー」が選ばれた。

 プロゴルファーを目指す鈴木さんは、下関市出身で「プロより強い」とたたえられたアマ選手の故・中部銀次郎さんに憧れているという。ご飯の中央をくぼませてルーを入れ、ピンの旗を立てた鯨カツや野菜を盛り付けて、グリーン上のホールインワンを表現した。「鯨は臭みがあるが、調理方法が限られるからこそ輝ける食材だと分かった」と話した。

 本選の4作は、鈴木さんを含めすべて鯨の赤身肉を揚げたレシピだった。中華料理「敦煌」の村岡秀治総料理長は「くせがある鯨に下味をつけるなどしており、食のプロとして感心した」と講評。その上で「ほかの部位を使ったり煮込んだりしたレシピも見たかった」と話した。(山田菜の花)