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 神奈川県の東名高速で2017年6月に起きたあおり運転事故をめぐり、実刑判決を受けた男=東京高裁に控訴中=が無関係の福岡県内の建設会社に勤めていたなどとするデマをネット上に投稿したとして、名誉毀損(きそん)の疑いで書類送検され、福岡地検小倉支部が不起訴とした男性9人について、小倉検察審査会は「起訴相当」と議決した。

 18年6月に書類送検され、不起訴になった9道県の11人のうち、死亡した1人と謝罪した1人を除く9人について、建設会社側が審査を申し立てていた。

 8日付の議決は「本件のようなことが繰り返されることで、取り返しのつかない事態に発展することは想像に難くない。刑罰による抑止力でインターネット社会に警鐘を鳴らす必要性は決して小さくない」などと指摘した。

 議決を受け、地検小倉支部が再捜査する。再び不起訴となっても、検察審査会が改めて「起訴相当」を議決すれば強制起訴される。