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 ラグビーワールドカップ1次リーグをA組1位で通過した日本は、20日の準々決勝でB組2位の南アフリカと対戦することが決まった。

 南アフリカ代表の愛称は「スプリングボクス」。同国のサバンナを駆け抜ける俊敏な動物だ。ただ、南アのラグビーの持ち味は速さだけではない。

 体の大きさに注目だ。ロックのエツベスは身長203センチ。プロップには体重120キロ級の選手をそろえる。当然、スクラム、ラインアウトのセットプレーでは抜群の強さを誇る。パワーで相手を圧倒した後は決定力のあるバックスで決める。ウィングのコルビは170センチと小柄だが、スピードと体幹の強さが持ち味のトライゲッターだ。

 南アは第2回大会までアパルトヘイト(人種隔離)政策の影響で不参加だった。初出場した自国開催の1995年大会で優勝し、その後は常に上位を争っている。今大会はリーグ初戦でニュージーランドに敗れたものの、ナミビア、イタリア、カナダに大勝した。SOポラードら日本のトップリーグで活躍した選手も多く、日本のラグビーを熟知している。

 日本は前回大会で南アを相手に「スポーツ史上最大の番狂わせ」と呼ばれる逆転勝利を演じた。しかし、準々決勝で対戦するとなれば、4年前のような隙は見せないだろう。(恵藤公浩)