首都圏を流れる多摩川が台風19号の影響で氾濫(はんらん)した。広大な緑地を抱え、都会の憩いの場だった河川敷は、水は引いたものの一面泥だらけ。台風通過から3日が経った15日になっても流木やごみが散乱し、利用できるめどは立たない。
「グラウンドはしばらく使えない見通しです」
東京・田園調布近くの多摩川の緑地広場を運営する「多摩川緑地広場管理公社」は台風の通過後、利用者への電話連絡などに追われた。1カ月先までテニスコートや野球場などの予約が入っていた。休日には数百人の利用がある。
男性職員は「過去にも水没し…
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