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 香港の警察当局は14日、記者会見し、政府に対する抗議デモのあった13日、警察車両の近くで手製の爆弾が使用されて爆発したと発表した。負傷者はいないという。今年6月から本格化した香港の抗議デモに関連して、爆弾が使用されたのは初めてとみられる。

 警察発表によると、13日午後8時ごろ、九竜半島側の旺角(モンコック)地区の繁華街で、路上の花壇の一角から爆発音がし、付近から携帯電話の破片や電気コードなど手製爆弾とみられる破片が見つかったという。

 現場では同日、抗議デモが行われ、当時はデモ隊が築いた路上の障害物などを警察側が撤去する作業を行っていた。付近に警察車両が止まっていたという。警察側は携帯電話によって起爆させる方式の爆弾が仕掛けられていたとみている。

 今月5日の覆面禁止法の施行以降も香港では抗議デモが続いており、13日には20カ所以上で大小のデモが呼びかけられていた。規模は以前より大きくはないが活動が一部で先鋭化している。警察当局によると、11~13日に201人のデモ参加者を拘束したという。(香港=西本秀