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 台風19号の影響で宮城県大郷町では吉田川の堤防が決壊し、周辺一帯はあふれ出した泥水に襲われた。14日に現場を訪ねると、ブロック塀は倒れ、家の窓ガラスは割れ、車が横転。道路のアスファルトは断裂していた。吉田川は昔から「暴れ川」と言われてきて、危険を予想できただけに、住民には悔しさがにじむ。

 堤防は13日午前7時50分に決壊。国土交通省によると、約100メートルにわたって消失した。堤防が切れた部分からあふれだした泥水は大郷町の中粕川・土手崎・三十丁の3地区を襲った。計139世帯が住み、大半は前日夜から避難していたが、13日朝に一時帰宅し、堤防決壊後に家に取り残された住民がいた。県の防災ヘリで35人が救出され、行方不明者や死者は出なかった。

 ただ、家屋や家財の被害はすさまじい。14日午前の時点でも、家の庭や道路に泥がたまり、大きな水たまりが残っていた。ブロック塀があちこちで倒れ、道には家から流された衣類や布団など家財道具が散乱し、引きちぎられた庭木の木ぎれが落ちている。堤防近くの寺は墓石がなぎ倒された。

 窓ガラスやガラス戸が割れ、屋内に泥水が流入した家は多い。泥水に流されて横転した車もあり、一部の道路はアスファルトがめくれ上がり断裂。「まるで津波」と住民たちは衝撃を受けていた。

 大郷町では1986年8月5日…

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