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 北アフリカ・チュニジアの独立高等選挙機構は14日夜(日本時間15日未明)、13日に行われた大統領選の決選投票で、政治経験のない無所属新顔の憲法学者カイス・サイード氏(61)が当選したと発表した。

 大規模デモで独裁政権が倒れた「アラブの春」から約8年。民主化は進んだ一方、失業問題を解決できない既存の政治に対する有権者の不満が示された。

 国営テレビによると、サイード氏の得票率は72・71%、対立候補で実業家のナビール・カルウィー氏(56)は27・29%。投票率は55%だった。

 サイード氏はチュニス大教授などを歴任。選挙事務所を設けないなど金をかけない選挙戦に徹し、有権者に好感をもって受け止められた。

 一方、カルウィー氏も新党「チュニジアの心」を立ち上げて失業や貧困の撲滅を訴えたが、8月に脱税などの容疑で逮捕され、今月9日まで拘束されていたことが響いた。

 チュニジアでは2011年1月、失業問題などに抗議するデモの末にベンアリ政権が崩壊。今回の大統領選は14年にできた新憲法下で2度目となる。

 ただ、昨年の失業率は15・5…

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