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 浜松市文化財課は15日、8月から行っていた浜松城三の丸の発掘調査で、同城の前身の城郭「引間城」の堀の跡を2カ所確認したと発表した。1カ所は文献にはあったものの実物を確認したのは初めて。もう1カ所は文献にも見当たらず、存在が初めて明らかになった。人工的に埋められた形跡があり、浜松城が広がっていく過程が分かる貴重な成果という。

 北側の堀は東西約15メートル、南北約8メートル、深さ約2・4メートル。西側の堀は南北約21・5メートル、東西最大3・5メートル、深さ約2メートル。地層や出土物から、徳川家康が1570年に浜松城を築く前の引間城の堀とみられる。

 西側の堀は今回調査で発見された。西側に堀があったことで引間城の敷地境界が明らかになり、同城が従来考えられていたものより広いこともわかった。

 この堀は人工的に埋められたと…

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