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 栃木県の那珂川の洪水で流された県内のウシ6頭が15日までに、約30キロ離れた茨城県内で保護された。台風で増水した急流を流されながら無事だった。

 茨城県畜産課によると、13日に水戸市内でホルスタイン1頭、城里町で和牛2頭など、13~15日に計6頭が保護された。耳に標識がついており、いずれも栃木県芳賀郡内で飼育されていたウシとわかった。

 6頭はいずれも自力で岸に上がった模様で、通報を受けて駆けつけた茨城県の職員らが一時保護。15日までにすべて持ち主の元へ帰されたという。

 栃木県畜産振興課によると、和牛は繁殖用の母牛などで、茂木町内の河川敷で放牧されているときに流された。ホルスタインは牛舎ごと被災したという。

 那珂川では1998年の集中豪雨でも、栃木県北部から茨城県に約100キロ流されたウシが保護されたことがある。(津布楽洋一)