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 菅原一秀経済産業相は公職選挙法が禁じる選挙区内での自身の寄付行為をめぐる疑惑について、15日の参院予算委員会で、贈答品を配ったかどうか記憶の有無を問われ「私の認識では、ない」と答弁した。送り先と贈答品のリストの作成については「(秘書に)命じたことがない」と述べた。

 立憲民主党の杉尾秀哉氏の質問に答えた。野党側がこれまで示しているリストには、2006~07年に菅原氏側が送った贈答品とみられるカニや筋子、メロン、ミカンなどが記載されている。菅原氏の選挙区(東京9区)である東京都練馬区内の住所が記された人物が110人にのぼるという。

 菅原氏は「事務所を全て探したがリスト、領収書は見当たらなかった」と説明。リスト記載者に連絡を取っていることを明かし、「連絡を取れた方からは『もらっていない』『10年以上前だからわからない』と回答を得ている」とも述べ、引き続き確認を進める考えを示した。

 一方、杉尾氏はリストの作成者とされる菅原氏の元秘書から直接の証言を得たことを明らかにし、録音内容を予算委理事会に提出したいとの意向を示した。