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 世界遺産の熊野古道・小辺路(こへち)が通る奈良県十津川村桑畑の果無(はてなし)集落で、山の米づくりの大変さを学んでいる村立十津川第二小学校の5・6年生14人が15日、稲刈りをした。予定より1カ月近く遅くなったが、鎌で刈り取ったイセヒカリの稲穂を抱え、顔をほころばせた。

 標高500メートル近い、中精一さん方の棚田の一つ約1アールを借り、5月に田植え。沢の水をホースで引き入れ、漏れないように石垣のあぜをしっかり固めることなどをあらたに学び、夏休みには草取りもした。

 「はさがけ」して2週間、天日干しする。20キロ程度の収穫量を見込む。6年丸谷真生(まお)さん(12)は「大変な作業だけど、みんなとだと楽しい。食べるのが待ち遠しい」と話した。(福田純也)