[PR]

 自民党の二階俊博幹事長が台風19号の被害について「まずまずで収まった」などと発言した問題で、二階氏は15日夕、記者団に「被災された皆様に誤解を招いたとすれば表現が不適切だった」などと述べ、発言を事実上撤回した。野党などから批判が相次ぎ、撤回に追い込まれた。

 二階氏は同日午前の役員連絡会後の記者会見では、発言について「撤回するもしないもないが、今後、災害復旧に対して全力を注いでいく」と述べるにとどめていた。同日夕に再度、記者団の取材に応じ、発言を事実上撤回したうえで「これからの発言には気をつけていきたい」と釈明。「災害復旧に全力を尽くしたい」とも語った。

 二階氏の発言に野党は追及姿勢を強めていた。15日の参院予算委員会では立憲民主党の杉尾秀哉氏が「信じられない発言だ。私には憤りしかない」と批判。共産党の井上哲士氏も「あまりにも実態とかけ離れている」などと述べた。安倍晋三首相は「コメントは控えたい」などと繰り返し、「『この程度であればよかった』ということは全くない」との認識を示した。

 日本維新の会代表の松井一郎・…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら