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台風19号支援通信

 日本栄養士会は災害対策本部を設置。宮城、茨城、神奈川、長野各県の栄養士会も災害対策本部を置いた。茨城と長野の栄養士会は16日、特殊栄養食品ステーションを設置し、粉ミルクや液体ミルク、高齢者向けの流動食を希望者に提供する予定だ。

 避難所では食材が偏ったり、水分が不足したりしがちだ。会のリーフレットなどでは避難所での妊婦や赤ちゃん、高齢者向けの栄養対策をまとめている。

 妊婦や授乳婦は、野菜や果物をとりにくい場合、ジュースで補給するほか、ビタミンやミネラルが強化された飲料や菓子などでも補える。弁当やインスタント食品が多くなって塩分摂取量が増加するので、むくみのある人は▽炊き出しのみそ汁を薄める▽塩分の濃いものは残す、といった注意をするとよい。

 赤ちゃんにミルクを与える時、哺乳瓶や乳首がない場合は紙コップやカップ、スプーンなどでも代替できる。容器は消毒してから使い、赤ちゃんを縦抱きにして自分で飲めるように与えるとよい。

 高齢者は水分をしっかりとり、ゼリー飲料や栄養素を強化した食品が届いたら積極的に食べるようにしよう。ご飯類は袋に入れてお湯につけて温めたり、汁に入れて雑炊のようにしたりし、パン類は牛乳やジュースに浸すと食べやすくなる。日頃から食べ物をのみ込みにくい人は、食事前に水で口を湿らせ、食品と水分を交互にとるとよい。

 日本栄養士会の清水詳子さんは「避難所で幼児や高齢者など食事に配慮が必要な人は、巡回にくる栄養士や保健師に相談してほしい」と話す。詳細は同会(03・5425・6555)。サイトはhttps://www.dietitian.or.jp/別ウインドウで開きます