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 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は強豪グループに次ぐ2番手「ティア2」のチームで明暗が分かれた。日本が初の8強入りを果たす一方、ラグビーを国技とする太平洋諸島のフィジー、サモア、トンガの3カ国がそろって決勝トーナメントに進めなかったのは3大会連続だ。何が起きているのか。

 いずれも1次リーグで1勝3敗。3カ国の中で最も前評判が高かったフィジー(当時世界ランク10位)がウルグアイ(同19位)に敗れる波乱もあった。

 世界に散らばるプロ選手の5人に1人がこの3カ国にルーツを持つとされ、フィジーのマッキー監督は「天から与えられたアスリートとしての才能と、戦士としての魂を持つ」とAFP通信にその特徴を語った。しかし才能が多く生まれるがために世界最大の「選手供給国」に。人材の流出が代表チーム弱体化の要因だ。1995年にラグビー界でプロ化が始まって以降、顕著だという。

 海外クラブに目を付けられた有…

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