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 台風19号による大雨で7人が死亡した福島県本宮市で16日、市内に10校ある小中学校のうち、休校していた中心部の小学校2校と中学校1校が再開した。

 児童362人が通う市立本宮小学校では、午前7時半ごろから制服姿にマスクをした児童らが次々と登校。母親に付き添われ登校した小学1年の女子児童は「友達に会えるのが楽しみ」と笑顔で話した。

 学校によると、校舎は高台にあるため浸水を免れたが、1割ほどの児童の自宅が被災。小学3年と4年の娘を車で送り届けた高根遼太さん(30)は「台風後の片付けでトラックが通学路をよく通る。粉じんも舞うし、危険も多いので、しばらく送り迎えを続けたい」と話した。

 文部科学省の16日午前6時のまとめでは、東日本を中心に22都県の小中高校や大学など計1219校(小学校543校、中学校297校、高校226校、大学28校など)で、校舎やグラウンドへの浸水、窓ガラスや屋根の破損などの被害が出ている。福島県教育委員会によると、県内では16日現在、いわき市など3市の公立小中学校33校で休校が続いている。(古庄暢、宮崎亮