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 16日の東京株式市場は日経平均株価が取引開始直後から値上がりし、一時、前日終値より400円超高い2万2615円47銭をつけ、4月25日の年初来高値(2万2307円)を更新した。米株式市場でダウ工業株平均株価が反発し、ほぼ1カ月ぶりに2万7000ドル台を回復した流れを受けた。日経平均株価の午前の終値は、前日終値より338円53銭高い2万2545円74銭。

 16日の外国為替市場では円相場が一時1ドル=108円80銭台と前日夕方より40銭以上、円安ドル高に振れたこともあり、機械や電気機器など輸出が多い企業を中心に幅広い業種で上昇した。米中貿易摩擦への投資家の懸念が和らいでいることもあり、日経平均株価は4営業日連続で上昇となった。

 これに先立つ15日のニューヨーク株式市場は、米大企業の好決算が相次いだことを受け、主要企業でつくるダウ工業株平均の終値が前日比237・44ドル(0・89%)高い2万7024・80ドルだった。

 米大企業の2019年7~9月期決算発表はこの日から本格化した。金融大手JPモルガン・チェースや、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが市場予測を上回る好決算を発表し、大幅高となった。ほかの企業の業績改善への期待も高まった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大きく上昇。前日比100・06ポイント(1・24%)高い8148・71で取引を終えた。(柴田秀並、ニューヨーク=江渕崇)