[PR]

 米ホワイトハウスは15日、ペンス米副大統領らが16、17日の日程でトルコの首都アンカラを訪問すると発表した。トルコ軍によるシリア北部のクルド人勢力に対する攻撃停止と交渉による解決を呼びかける。

 ペンス氏にポンペオ国務長官やオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)らも同行し、17日にトルコのエルドアン大統領と会談する予定。問題が解決するまでトルコへの経済制裁を続けるトランプ大統領の考えを伝える。

 トランプ米政権は6日、トルコ側の攻撃を事実上黙認する声明を受け、シリア北部の国境地帯から米軍部隊を撤退させることを表明。攻撃への「青信号」と受けとめたトルコ軍は9日にシリア北部への越境攻撃を始めた。「クルド人を見捨てた」との批判が国内外で高まる中、交渉を仲介することで批判をかわす狙いがあるとみられる。(ワシントン=渡辺丘)