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 福岡市東区の海岸で昨年8月、児童養護施設に入所する中学生が水死する事故があり、福岡県警は16日、引率していた施設職員ら3人を業務上過失致死の疑いで福岡地検に書類送検し、発表した。

 事故は昨年8月7日午後0時50分ごろ、福岡市東区西戸崎の海岸で発生。泳いでいた児童養護施設「古処(こしょ)学園」(同県朝倉市)の中学1年生緒方俊一(しゅんいち)さん(13)が溺れて亡くなった。

 捜査1課によると、この日は施設の小学生から高校生の男性8人が、児童指導員(当時)の男性(28)と23歳と24歳の保育士の女性2人の引率で、福岡市西区のキャンプ場に行く計画だった。だが、3人は計画を変更。施設長への連絡を怠って施設が禁じる海水浴に行き、緒方さんを死亡させた疑いがある。

 3人は容疑を認めている。計画変更は子どもたちの要望を受けたもので、「(施設長に)だめと言われると思った」と話しているという。(大森浩志郎)