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 ANAホールディングス(HD)が、飛行機のいらない移動手段の実現に力を入れている。自社開発のロボットを世界各地に置き、それを遠隔地からタブレット端末などで動かして、まるでその場所にいるような体験ができる、という仕組みで、来春の実用化を目指す。ロボットをアバター(分身)として、ドラえもんのどこでもドアのように、好きな場所に行ける、というわけだ。ただ、航空会社は実際に旅行してもらってこその商売。自社の収益に影響しかねない新事業をあえて進めるのはなぜなのか。

自社開発のロボットを披露

 千葉市の幕張メッセで開かれた先端技術の見本市「CEATEC」。15日、ANAHDの片野坂真哉社長がメインのスピーチに立ち、こう語った。「全ての人類が、物理的な制限、身体的な制限、距離も制限もこえて、移動し合い、つながりあい、支え合うことができる。こんな世界をかなえることは、飛行機を飛ばすということと同じくらい重要なことだ」

 CEATEC初出展となったANAのブースでは、背丈が1~1・5メートル、「顔」の部分に液晶画面がついたロボットが、何台も行き交っていた。「体」の部分には、ANAのロゴマークも。ロボットの普及を目指し、自社で独自開発したものだ。「newme(ニューミー)」と名付けた。

 液晶画面には、客室乗務員の女性の顔が映っていた。女性は少し離れた場所で、タブレット端末のボタンを押して、ロボットを動かしていた。女性が持つ端末には、ロボットのカメラが映し出した画像が表示され、ロボットが置かれた場所にいるような気分になれる。

 例えば百貨店にあるロボットに…

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