佐賀)ロボの手にゅっとアスパラ収穫 刈り時もAI判断
大村久
【動画】AI搭載ロボットによるアスパラガスの自動収穫=大村久撮影
ロボットがアスパラガスを自動で収穫する作業の様子が16日、佐賀県太良町で公開された。人工知能(AI)により、収穫期になったアスパラガスを自ら選別して刈り取る。担い手不足や高齢化が深刻な課題となるなか、農業分野でも最新技術を活用した負担軽減が注目される。
開発したのは、2017年設立の神奈川県鎌倉市のベンチャー企業「inaho(イナホ)」。今年1月に太良町の隣の鹿島市と進出協定を結び、市内にオフィスを構えていた。
ロボットを導入したのは太良町大浦でアスパラガスを栽培している農家、安東浩太郎さん(40)の農場。昨年10月から実証実験を重ね、このほど実際のサービス開始となった。
ロボットは長さ1・25メー…