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 米プロバスケットボール協会(NBA)の人気チーム幹部が香港のデモを支持し、中国が反発している問題で、別のチームの選手が「表現の自由は確かにあるが、多くの悪影響が出ることもある」と語った。中国擁護の発言と受け止められ、香港では選手のユニホームが焼かれる騒ぎに発展した。

 発言したのは最優秀選手(MVP)に4度輝いたロサンゼルス・レーカーズのレブロン・ジェームズ選手(34)。過去にもトランプ米大統領への非難など、社会・政治的な発言が支持されてきた。

 ジェームズ選手は14日、カリフォルニア州でのオープン戦前に、香港デモを支持し、中国が反発したヒューストン・ロケッツGMのツイッターの投稿に言及。「状況を正しく把握せずに、彼は口を開いた」と指摘した。

 これに対し、香港のデモ参加者が英紙ガーディアンに、「ジェームズは自分の金のために動いた。それだけ」と語るなど、米国や香港では強い反発が起きた。

 ジェームズ選手は、発言はあくまでツイートが持つ一般的な影響力についてだったと釈明。自身のツイッターで「問題の実体について、話したわけではない。それは他の人たちが行うべきことだ」と火消しに追われている。(遠田寛生)