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 パナソニックが電動アシスト自転車事業の強化に乗り出す。16日には子どもをのせるタイプの新商品を発表。15億円を投じて生産能力アップも決めた。すでに4割以上のシェアを占めるが、まだ成長が見込めるといい、品ぞろえを充実させてライバルを引き離す。

 新商品の「ギュット・クルームR」は、ベビー用品メーカーのコンビと共同開発した。子どもを後部にのせるタイプで、大きな日よけが特徴だ。5点式シートベルトや大きなフットレストも搭載し、子どもを乗降させやすいという。希望価格は税別14万2800円と16万1800円。12月4日に売り出し、来年度までに3万台の販売を目指す。

 自転車事業を担うパナソニックサイクルテックの調べでは、2018年の自転車の市場規模は約730万台で前年より3%減った。だが電動アシストは6%増の約68万台に。子どもをのせるタイプの伸びが大きく、特に「後のせ」が売れているという。

 需要増に対応するため、柏原工場(大阪府柏原市)の設備を増強する。溶接ラインの自動化や塗装ラインを増設。20年度下期には生産能力を3割増やし、年38万台にする方針だ。(久保田侑暉)

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