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 12日に伊豆半島に上陸した台風19号の被害は、静岡県内の農水産業にも広く及んだことがわかってきた。伊豆の国市ではイチゴハウスなどが被害を受け、農業被害は7億円を超えた。焼津市ではかつお節などの工場が大打撃を受けた。

 イチゴの産地として知られる伊豆の国市長崎地区は最大で2メートルほど浸水。杉山雅彦さん(60)のイチゴ農場は水害に備えて13棟(計45アール)あるハウスの栽培床と配電盤を120センチ以上の高さに配置していたが、それを上回る170センチあたりまで浸水した。

 栽培床は地面に落下。11月から収穫の予定だが、苗に泥がこびりついた。イチゴは同市の基幹作物で年間約15億円の出荷がある。杉山さんは「最悪だ。どれだけの苗が生き残ってくれるか、やってみなければ分からない」と落胆した。

 近くでバラを栽培する吉田健太…

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