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 次に月面に立つ宇宙飛行士はウサギのように跳びはねなくてもすむかも――。米航空宇宙局(NASA)は15日、次の有人月面探査で飛行士が着る新型の宇宙服を公開した。

 新しい宇宙服は、月面の激しい環境下で活動できるよう、約120度から零下約157度まで耐えられる構造。腰や肩周りがベアリングで動きやすくなっているのが特徴で、活動中に発生する二酸化炭素などの有害物質を排出する機能もある。ブライデンスタイン長官は「アポロ計画の時は飛行士がウサギのように月面を跳びはねていたが、今度は歩くことができる」と話した。

 飛行士が有人宇宙船オリオンに乗っている際に着る宇宙服も発表された。月や火星に向かっている最中に宇宙船に隕石(いんせき)などがあたって穴が開いても、6日間は生命が維持できる機能がついているという。

 NASAは、米トランプ政権の指示の下、2024年に月の南極に飛行士を着陸させる計画で、日本などに協力を求めている。(ワシントン=香取啓介)