拡大する写真・図版 水が引いた田んぼを捜索する警察官ら=16日午前11時58分、水戸市飯富町、片田貴也撮影

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 那珂川とその支流から水があふれて浸水した水戸市で16日、水が引いた住宅地の捜索を茨城県警が100人態勢で行った。

 県警の機動隊員や水戸署員らが捜索したのは、同市飯富町、藤井町、岩根町の3地区。住宅を回ったり、田んぼの稲を棒でかき分けたりしながら、逃げ遅れた被害者がいないか確認した。同地区は13日に浸水が始まってから水が引かず、本格的な捜索ができていなかった。

 県警警備課の桑原充課長は「この地域に行方不明者の情報はないが、万が一に備えて捜索した。今後も要請があれば対応していきたい」と話した。

 浸水した地域は、本流の那珂川に流れ込む支流の水が行き場を失ってあふれる「バックウォーター現象」が起きた可能性が高い。(片田貴也)