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 来年の東京パラリンピック前にモンゴルの重量挙げチームが静岡県富士市で事前合宿をすることになり、16日、市とモンゴルパワーリフティング協会が基本合意書を結んだ。縁を取り持ったのは市職員で重量挙げの世界的選手でもある福島勇輝さん(32)。市内で父親が経営するトレーニングジムが練習場所になる。

 福島さんは重量挙げ競技の一つで長いすに横になったままバーベルを挙げるベンチプレスのトップ選手。世界選手権で3度の優勝を誇る。ベンチプレスは五輪種目にはないが、パラリンピックでは実施され、モンゴル側から福島さんのジムがある富士市でパラチームの合宿をしたいとの希望が伝えられたという。

 合宿には、この日の調印式にも出席した107キロ級の世界記録保持者エンフバヤル・ソドノムピルジェー選手(34)ら3人が参加する予定。福島さんは「競技を続けてきてこんなつながりができたのはうれしい」と笑顔を見せた。(六分一真史)