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 沖縄県名護市で後期高齢者を対象に健康状態について指導する訪問指導員の女性(40代)が、58人分の名前や被保険者番号などが記載された資料を紛失した。業務を委託している県後期高齢者医療広域連合が16日、発表した。これまでのところ、悪用されたケースは把握していないという。

 広域連合によると、訪問指導員は7日に4人を訪問し、面接できた2人について面接内容や指導状況を管理票や台帳に記載、自宅でリングファイルにとじた。11日にも2人を訪問し、記載を終えてファイルにとじようとして、ファイルがないことに気づいた。自宅などを探したが見つからず、広域連合に連絡してきた。

 ファイルには、9月の訪問対象者16人分と10月の対象者42人分の一覧表などがとじられていて、生年月日や住所、健診結果のほか、一部は電話番号も記されていた。その後も見つからず、警察署に遺失届を出した。広域連合は、対象者に経緯を説明している。

 その後、17日夕になって、ファイルが見つかった。訪問指導員は10日にも6人を訪問し、いずれも不在だったが、そのうちの1軒の玄関先に置き忘れていたという。(伊東聖)