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 バイクやバギーのような見た目の三輪自動車「トライク」の人気がじわりと広がっている。普通自動車免許で運転できる手軽さと、バイク並みの税金の安さという「いいとこ取り」の乗り物だ。雄大な大地が広がる「バイクの聖地」の北海道でも観光客を中心に利用者が増えているが、危険な事故も起きている。記者(27)も初めて乗ってみた。

 「ハンドルは引っ張るのではなく、押すイメージで」「アクセルはゆっくり開けて」

 バイクも原付きにも乗ったことがない記者に教えてくれたのは、札幌市白石区のバイク販売店「イーグルモーターサイクル」の代表取締役、岸本輝夫さん(62)。トライクの販売やレンタルを手がけ、初心者が借りる際には毎回指導しているという。

 記者が乗ったのは前2輪、後1輪のタイプ。加速時に右ハンドルを握って回転させるのはバイクと同じ。違いはブレーキの位置でハンドルにはなく右足の足元だけだ。さらに、体重移動で方向転換ができないので曲がりたい方向へ両手でしっかりとハンドルを切る必要がある。車体左側面のレバーでギアを切り替えれば車のようにバックもできる。最高速度は160キロほど。タンデムシートを取り付ければ2人乗りもできる。

 独特の操作感に最初は戸惑ったが、10分ほどの練習で公道に出られた。ヘルメットを着け国道12号を旭川方面へ20分ほど走った。10月中旬の昼前で気温は15度、快晴。風を切る感覚が心地よい。車体に揺れやふらつきもない。見た目もアメリカンコミックに出てくる乗り物のようでかっこいい。

 ただ、いきなりアクセルを吹かすと急発進してひやりとする場面も。ハンドルを切るときに右手のアクセルに力を入れてしまい、意図せず加速してしまうこともあった。

 4時間のレンタルで1万6千円…

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