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 千葉県市原市で12日に発生し、銚子地方気象台が竜巻と推定した突風について、同気象台は16日、被害状況などから推定される風速は約55メートルと発表した。

 気象台によると、突風は台風19号が接近した12日午前8時10分ごろ発生し、被害は永吉、下野、潤井戸の3地区に及んだ。突風の強さを示す日本版改良藤田スケールは、6段階で4番目に強いJEF2(最強はJEF5)だった。担当者は「木造住宅が倒壊したが、被害程度は全半壊から屋根の変形、壁の損傷にとどまった家屋まで差があった」と説明。被害範囲のとりまとめ作業中という。

 県と市原市のまとめによると、この突風で、横倒しになった車から見つかった男性(50)が死亡し、家屋の下敷きになるなどして9人がけがを負った。建物被害は全壊12棟、半壊23棟、一部損壊が54棟に上った。(熊井洋美)