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 台風19号の影響で通学路が崩落したり、校舎が浸水したりして、17日午前5時までの文部科学省のまとめでは少なくとも10都県の小中高校など145校が休校になっている。子どもたちは再び登校できる日を待ちわびているが、専門家は「非日常」が続くことによる目に見えないストレスへのケアが必要だと訴える。

 いまなお600人以上が避難生活を余儀なくされている長野市。「友達と遊ぶ約束をしてたのに、学校にも行けない。早く元の生活に戻ってほしい」。同市上野2丁目のスポーツ施設に避難する市立長沼小3年の高野心花(ここな)さん(9)は17日朝、5歳になる妹とぬいぐるみ遊びをしながらつぶやいた。長沼小は千曲川の堤防が決壊した場所から約1キロのところにあり、校舎が浸水したため休校が続く。

 母親の美春さん(41)は「慣れない生活が子どもの体調に影響しないか心配」と話す。2階建ての自宅の1階は冷蔵庫や洗濯機が泥につかり、片付けも終わっていない。自宅を見た子どもたちは落ち込んだ様子だったという。

 避難所では子どもたちは普段より寝つきが悪く、夜中に目を覚ますこともある。他の避難者に配慮することも必要で、自由にはしゃぐこともできない。「笑顔はあるけど、目に見えないストレスはあると思う」と美春さんは言う。

 長野市内では17日、長沼小な…

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