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 17日に東京都内で開かれたプロ野球のドラフト会議で、山形県内からは、酒田南高校の伊藤海斗選手(18)が巨人から6位で指名を受けた。伊藤選手は同校で記者会見し、「子どもたちに夢を与えられるような選手に」と決意を語った。

 県内の高校生が指名されるのは8年連続。酒田南の選手では、2016年の石垣雅海選手(中日3位)以来。伊藤選手は遊佐町出身で、高校通算36本塁打の左の強打者。身長187センチ、体重88キロの大きな体から繰り出されるフルスイングが持ち味だ。1年秋から4番で、1年時と2年時の秋の県大会で優勝した。伊藤選手は「待っている間は不安だったが、すごくほっとした」と笑顔を見せた。

 甲子園とは縁がなかったが、夏の山形大会後はプロに目標を切り替え、体力づくりなどを続けていたという。「どこにでも強い打球を打てること」が自身の強みだという。巨人の指名に「すごく強い球団でうれしい。丸選手のように、広角に打てるバッターになりたい」と語った。

 「信念を貫き通し、しっかりバットを振り切りたい。子どもたちに夢を与えられるような選手に」。力強く、プロに向けた決意を口にした。

 父・薫さん(50)は「本人は独立リーグを経てプロを目指すと言っていたので、とにかくビックリ。プロに行ってもケガなくのびのびやってほしい」と話した。

 また、東海大山形高校出身の宮川哲投手(24)=東芝=が西武の1位指名を受けた。高校在学中に指導し、数日前にも電話で話したという武田宅矢監督(41)は「右の本格派で、気持ちの強い投手。大学時代は有力とされながら指名されず、それでも諦めずに頑張っていた。ようやく夢がかなったと思う」と喜んだ。

 山形中央高校の左腕、村上舜投手(17)もソフトバンクから育成7位で指名を受けた。