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 台風19号は、群馬県内の観光産業にも影を落としている。長野との県境にある嬬恋、上野の両村では、営業再開の見通しが立たない宿泊施設もある。台風による目立った被害がなかった草津や伊香保などの温泉地も、宿泊予約のキャンセルが相次いでいる。

 嬬恋村の鹿沢温泉郷は、被災した宿泊施設のうち3カ所で、いまも営業再開の見通しが立っていない。

 「こんな自然災害は初めて」。鹿沢温泉の老舗旅館「紅葉館」の5代目経営者小林昭貴さん(45)は頭を抱える。飲料用に湧き水を引いていた長さ約1キロのパイプが大雨で切断され、旅館に通じる道路も土砂崩れなどで寸断。「危険な場所もあり、復旧のメドが立たない」

 その鹿沢温泉から約4キロ離れ…

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