[PR]

 囲碁の史上最年少プロ棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が17日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で七大タイトル戦の一つ、十段戦の予選に臨み、山田至宝(しほう)七段(51)を破って勝ち進んだ。

 対局は午前10時から始まり、仲邑初段が黒番。序盤の相手の攻めをうまくしのぐと、反撃に転じ、341手で26目半勝ちした。仲邑初段は「(午前中は)少し悪かった。勝ててうれしい」と振り返り、次戦への意気込みを聞かれると「頑張ります」とはにかみながら話した。山田七段は「海外でもいい碁を打っていて、デビュー後もどんどん強くなっているのはわかっていた」と話した。

 仲邑初段は、9月にあった十段戦予選の初戦で、プロ入り後初めて男性棋士との対局に勝利。十段戦予選の次戦は種村小百合二段(38)と対戦する。

 この日の勝利で、仲邑初段の公式戦の通算成績は6勝4敗となった。(渡義人)