広島1位指名の明大・森下「勇気与えるようなプレーを」

杉山圭子
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(17日、プロ野球ドラフト会議)

 明大森下暢仁(まさと)投手は東京都千代田区の明大駿河台キャンパスで、部員仲間らとドラフト中継を見守った。広島の単独1位指名が決まると、善波達也監督と握手を交わし、ほっとした表情。「幸せな気持ち。皆さんに勇気を与えるようなプレーをしていきたい」と話した。

 ドラフト候補とされながら進学を選んだ大分商高時代から、明大のエース兼主将となってチームを38年ぶりの大学日本一に導いたこれまでを振り返り、「4年間、いろんな経験ができ、最後にこうしていい報告ができることが本当にうれしい」と実感を込めた。

 大リーグで活躍する広島の元エース・前田健太投手が小さいころからのあこがれで、「(自分も)勝てる投手、エースになりたい」。その後、さっそく指名あいさつに訪れた広島の佐々岡真司新監督から激励を受けると、「チームの一員としてしっかり結果を残さないといけないなと思いました」と話し、表情を引き締めた。(杉山圭子)

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