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 台風19号が伊豆半島に上陸した12日、浜松市が市内に住む日系ブラジル人らに向けてポルトガル語で避難勧告を伝えた際、増水した川周辺への避難を促すような内容になっていたことがわかった。自動翻訳ソフトによる翻訳ミスという。市は人的チェックの強化など対策を検討している。

 市国際課によると、市内を流れる高塚川が危険水位に達した午後4時41分と同5時の2回、緊急情報をメールで知らせる「防災ホッとメール」の外国語版で、「高塚川周辺に避難してください」と読めるポルトガル語のメールが流れた。日本語の「高塚川周辺に避難勧告が出ました」を英語、ポルトガル語の順に翻訳ソフトで翻訳する際、文法的な間違いが生じたという。

 同課の担当者は「12日は休日でポルトガル語に精通する職員がチェックできなかった」とし、今後は日本語とポルトガル語の両方を理解できる人がチェックする体制を整えるという。同市には基礎自治体中最多の9532人(9月末現在)のブラジル国籍の人が住んでいる。(菅尾保)