[PR]

 「自動車の祭典」とされる東京モーターショーが23日、東京・有明の東京ビッグサイトで報道関係者に公開された。ショーは2年に1度の開催。今回は市販を視野に入れた電気自動車(EV)の展示が目立ち、海外に比べて遅れていたEVの本格的な普及を予感させる内容だ。

 世界的にインターネットを通じた販売促進が広がり、自動車メーカーがモーターショーに出展しない流れが続いている。日本の自動車市場の縮小もあり、東京では多くの海外メーカーは出展を見送った。参加する自動車ブランドは23で、前回より11減った。独BMWやフォルクスワーゲン(VW)、米国勢などが参加していない。24日に開幕セレモニーがあり、一般公開は25日から。

 トヨタ自動車は2020年冬ごろ発売する2人乗りの超小型EVを出展する。日産自動車は軽規格のEVの試作車「ニッサンIMk」を公開する。

 ホンダは初のEV「ホンダe」を出展。近未来的な外観の小型車で、国内でも20年に発売する。

 主催する日本自動車工業会はショーの「地盤沈下」を食い止めようと、今回は従来通りの自動車の展示だけでなく、子ども向けの職業体験コーナーや電動スクーターの試乗体験、未来の生活のイメージが体験できるコーナーなど新たな仕掛けを用意し、熱心な車ファンだけでなく、家族連れや若者を呼び込みたい考え。期間中、前回より約23万人多い100万人の来場者を目指す。

 一般公開は25日から11月4日まで。一部をのぞいて午前10時~午後8時。入場料は当日券が2千円で前売り券は1800円。日曜と祝日をのぞく午後4時以降の入場は1千円。高校生以下は無料。(森田岳穂)