[PR]

 大分市で19日にあったラグビー・ワールドカップ(W杯)準々決勝のイングランド対オーストラリア戦。試合開始前、同市の稙田(わさだ)小4年加藤梨乃さん(9)は、イングランドのオーウェン・ファレル主将と手をつないで入場した。選手たちも緊張する場面で、動画サイトを見て覚えた「イングランド国歌」を笑顔で歌い切った。

 選手と入場する「マスコットキッズ」は、大会パートナーのランドローバーが出場国・地域の7~13歳を募集。国内で706人の応募から69人が選ばれた。

 小5からラグビーをしていた父陽介さん(38)は、新婚旅行先のニュージーランド(NZ)で観戦するほどのラグビーファン。その影響で、梨乃さんも「ラグビーが大好き」に。今大会で大分県別府市に滞在したNZ代表の宿舎も訪ね、ほとんどの選手からサインをもらった。

 マスコットキッズへの応募動画では、年齢制限で応募できなかった弟の奏汰(かなた)君(6)の思いも込めた。大分市の球技場の近くに停車した車のトランクに腰掛け、「1人はみんなのために、みんなは1人のために、の思いを日本中の人たちに伝えたい」「I love RUGBY」と訴えた。

 4月からラグビーを始めた弟の…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら