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 名古屋市で20日にある第67回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校部門に、東北代表として磐城高校(7大会連続20回目)が出場する。集大成の夢舞台で4大会ぶり7回目の金賞をめざす。

 同校吹奏楽部は、男子校時代の1981年の29回大会に初出場。当時、福島高専の教員で現在は医療創生大の音楽総監督の根本直人さんを指揮者に招き、飛躍した。当時の3年生で、いわき市内で石材会社を営む吉田弘毅さん(56)は「当時は部員のほぼ半数が素人だった」と懐かしむ。

 その後は卒業生で現在、平商業高顧問の藤林二三夫さんが率いて2回目の全国大会に出場し、全国有数の常連校に成長した。全国的に私立高が台頭するなか、これまでに金賞が初出場時を含む6回、銀賞が12回、銅賞が1回の成績を残している。

 「磐高で全国に行きたい」と集まった現在の部員79人は、理想を求めて主体的に取り組む姿勢を受け継ぐ。OBの橋本葉司顧問に導かれた今季の演奏曲は完成度が高く、佐久間悠生部長(3年)は「節目の大会で悔いなく演奏したい」。照井夏央副部長(同)も「今のメンバーといい思い出をつくりたい」と意気込む。(床並浩一)

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