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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが18日(日本時間19日)、米ラスベガスであるスケートアメリカで開幕する。日本勢は昨季の全日本女王、坂本花織(シスメックス)や今季から本格的にシニアに参戦する島田高志郎(木下グループ)らが出場する。17日(同18日)は本番のリンクで公式練習があり、18日(同19日)は男女ショートプログラム(SP)がある。

 公式練習でジャンプがなかなか決まらず、不調そうだった坂本。練習後は左足首をアイシングして取材エリアに現れた。「1カ月くらい前に久しぶりのけがをした」と明かしたが、「大丈夫。今、できることをしっかりやることが大事」とGPシリーズ初戦に向けて前を向いた。公式練習で好調そうだった樋口新葉(明大)は「SPもフリーも3回転―3回転をとにかく決めたい」と意気込んだ。シニア2季目の山下真瑚(愛知・中京大中京高)もジャンプを中心に確認。日本のライバルであるロシアのアンナ・シェルバコワは4回転ルッツを着氷させるなど、好調さをアピールした。

 男子の島田はフリーの曲をかけた練習でジャンプの失敗が目立った。抽選では1番滑走を引き、「GPシリーズ開幕の1番滑走はすごくうれしいです」。友野一希(同大)は4回転トーループを着氷させ、「技術は成長している。あとは本番で自分の滑りをするだけ」と語った。世界選手権2連覇中のネーサン・チェン(米)は4回転トーループを軽々と着氷させるなど、練習から格の違いを見せていた。(ラスベガス=大西史恭