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 米国に珍しかった「民主社会主義者」のバーニー・サンダース上院議員(78)が前回に続いて、大統領選に名乗りを上げている。しかし、民主党の候補者選びでヒラリー・クリントン氏と接戦を展開した前回と異なり、いま一つ勢いがない。健康不安まで持ち上がる中、「バーニー旋風」を再び巻き起こすことはできるのか。

 中西部アイオワ州ダイアーズビルに広がるトウモロコシ畑の一角に、映画『フィールド・オブ・ドリームス』(1989年公開)のロケ地となった野球場がある。8月、サンダース氏の選挙運動チームがここで、地元NPOとソフトボールの親善試合を開いた。

 サンダース氏はきっと監督として指揮するだけだ、と思って眺めていたら、なんと先発投手として登板。打者としてヒットも放ち、集まった観客から喝采を浴びた。サンダースチームのTシャツは背番号「46」。次の米大統領が46代目になることにちなんだのだろう。

 「あの映画のメッセージとして私たちの心に残っているもの、それは希望だ」。マウンド近くでマイクを握ったサンダース氏は、周りから無謀と思われようと、夢に突き進んだ映画の主人公に自らを重ねるように言った。「何事も成功するまでは不可能に思えるものだ、とネルソン・マンデラ(南アフリカ元大統領)は語った。大胆に考える勇気を持つ。そうすれば私たちの『フィールド・オブ・ドリームス』は実現できるはずだ」

 米国では民主党がリベラル寄りだが、サンダース氏が前回大統領選に挑戦したばかりのころは、急進的すぎると見なされていた。ところが、この数年間で状況は大きく変化した。

 中心的な政策の一つの「最低賃…

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