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 天皇陛下の即位を祝う内閣からの献上品が18日、報道陣に公開された。金工作家でもある文化庁の宮田亮平長官が制作した作品で、大海原を泳ぐイルカをモチーフとしている。

 作品名はドイツ語で「翔」の意味がある「シュプリンゲン」。宮田氏が「令和の新たな時代の出発に際し、平和や希望を与えてくれる造形にしたい」との思いを込めて制作したという。作品は縦12センチ、横65センチ、高さ40センチほどで、アルミや真鍮(しんちゅう)製。大きく波立つ海の中をイルカが勢いよく泳ぐ姿を表現している。費用は閣僚らが私費を出し合った。

 作品は同日午前に杉田和博官房副長官を通じて、宮内庁の山本信一郎長官に届けられた。

 宮田氏は躍動的なイルカの群れを表現した「シュプリンゲン」シリーズなどの作品で知られ、東京芸術大学長も務めた。