政府は18日、天皇陛下の即位に伴う祝賀パレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」を11月10日に延期することを閣議決定した。台風19号で東日本の広い地域に被害が出ており、被災者に配慮した。日没の時間を考慮し、当初の予定より30分早い午後3時に皇居・宮殿を出発する。

 パレードは、天皇陛下が即位を国内外に宣言する22日の「即位礼正殿(せいでん)の儀」の後、同日午後3時半からの予定だった。オープンカーで皇居を出て、赤坂御所までの約4・6キロのコースは変更しない。

 11月14、15日には代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中核行事「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が控えており、その前の休日にあたる10日を新たなパレードの開催日とした。菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で「国民が参加しやすく、交通規制による影響などの観点も踏まえて、日曜日で皇室の行事予定も勘案した」と述べた。

 今月22日の「即位礼正殿の儀」や23日の首相夫妻主催「晩餐(ばんさん)会」、22~31日に計4回行われる祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」は予定通り開催する。(松山尚幹)