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 インコを虐待したとして動物愛護法違反(愛護動物の虐待)の罪に問われた住所不定、無職坂野嘉彦被告(34)に対する判決が18日、名古屋簡裁であった。上杉誌朗裁判官は「犯行は、自己の欲望を満たすだけの目的で敢行した可能性も否定できない」と述べ、求刑通り罰金20万円を言い渡した。

 判決によると、坂野被告は6月22日ごろ、名古屋市中村区の当時の自宅でインコ1羽に避妊具をかぶせ、点火棒を押しつけるなどした。

 坂野被告は公判で、事件当時、インコの激しい鳴き声で眠れなかったなどと供述。また、当時はインコを飼ってはいけない部屋に住んでいたため、鳴き声のせいでインコを飼っていることが隣人にばれるのではと思い、犯行に及んだと話した。

 上杉裁判官は「インコが鳴かないようにする方法を知っていたにもかかわらず、対策を講じた形跡がみられない」と指摘した。

 事件発覚のきっかけとなった、虐待の様子を撮影した動画のインターネットへの投稿についても言及。「どのような虐待映像を投稿すれば関心が得られるかを念頭に置くなど、ある程度の計画性を持って実行された」と述べた。

 さらに、犯行の影響について「…

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