初代大阪駅の建設時の写真発見 「技師の思い伝わる」

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 1874年開業の初代大阪駅の建設時の写真が初めて見つかった。これまでは完成後の写真しか残っていなかった。JR大阪駅桜橋口で27日まで展示している。

 明治期に鉄道建設に携わった英国人技師の子孫が5枚の写真を保管。これを鉄道史資料保存会の西城浩志氏(73)らが調べ、大阪駅の写真と判明した。

 西洋風のれんが造りの駅舎の装飾などが手がかりになった。西城氏は「趣向を凝らして最先端の駅舎を造ろうという、技師たちの思いが伝わってくる」と話している。

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