鈴木洋和
髪を切るほか、飲食店もやっています――。美容室の経営者が別業種に参入している。市場規模が頭打ちなのに、店舗は増加。生き残り競争が今後ますます激しくなると見込まれるためだ。
「ブランシェ」などのブランド名で17店の美容室を経営するブランシェグループ(愛知県春日井市)は、2011年から四つのイタリア料理店「トン・ガリアーノ」を直営している。
福本勝則代表取締役(54)はブランシェのお客から「どこかおいしい店、ない?」とよく聞かれた。「じゃあ、うちで店を出そうと。お客様に喜んでもらい、ブランシェへの『ファン度』も高められるのでは」と考えた。「美容業界はこのままだと先がない。美容師の接客技術は飲食店でも大きな武器になる」
焼き肉店、和風居酒屋、炭焼きホルモン店、海鮮居酒屋などを経て、トン・ガリアーノへと行き着いた。
ブランシェの美容師のうち、4…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:1482文字/全文:1844文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。