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 大学野球の関西学生リーグで、2000年秋以来ずっと最下位だった京大硬式野球部が今秋4位になった。現在の6大学で構成されるようになった1982年以来では最高順位だ。チームに何が起きたのだろうか。

 10季ぶりに勝ち点を獲得した10月8日の関学大戦。勝利を収めると、主将の西拓樹(4年、西京)はグラウンドで人目をはばからずに号泣した。青木孝守監督も、取材を受けながら感極まった。ずっとつかめなかった「勝ち点1」。その壁を乗り越えた京大はそこから最終戦の同大との2回戦まで4連勝した。結局、関学大と同大から勝ち点を奪い、2位の近大からも1勝と計5勝をあげた。西は「歴史を変えられて本当にうれしい」と振り返った。

 京大にはスポーツによる推薦制度もなければ、高校時代に甲子園経験がある選手もほとんどいない。選手たちの所属する学部はバラバラで、授業の時間もそれぞれ違う。それでも、プロのドラフトにかかるような選手が輩出する強豪私大に立ち向かわないといけない。

 履修する授業の時間帯を極力合…

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